目次

  1. 4月01日:林明日香のミニライブに行った
  2. 4月14日:東京の情報教育事情

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林明日香のミニライブに行った [ 2005年04月01日 ]

今日は歌手の林明日香のミニライブに友人WOLFと行った。今回のライブは新しく出したアルバムの購入者を対象としたもので、WOLFが見事その抽選に当たり、二人一組だということで私も便乗させてもらったのである。場所は・・・の東芝EMIビル最上階のスタジオ。ライブといえば親に連れられてX-JAPANの解散コンサートを聞きに行ったぐらいなので少し緊張した。

観客は抽選で選ばれた五十人のみで、さらに私たちの整理番号は一桁であったのでなんと最前列の席に座ることができた。座った時点でもう林明日香ファンのWOLFはうれしさでかなりスパークしていた。

林明日香はまだ15歳ではあるが、声は年齢に似合わずかなり大人びている。最近は谷村信二が彼女の歌の作曲を担当したり、愛知万博のテーマ曲を彼女が歌ったりと、随分活躍しているようである。私はWOLFにCDを貸してもらうまであまり林明日香のことは知らなかったのだが、デビュー曲「AKE-KAZE」などを聞くと非常に厚みを持った美声で魅了された。デビュー当時彼女はまだ13歳であったから、それを考えると実に驚異的だ。

席に座って待っている間、彼女がいったいどんな話し方をするのだろうかと考えていた。歌声があまりに大人びていたので、きっと頭の良いしっかりとした子なのだろうな、と思っていた。正直に言うと、私はそういう、幼い頃から責任感があって職業意識のある人というのはちょっと苦手なのである。私がそういう要素を未だ持ち合わせていないということもあるけれど、なんとなくそういう人にはウソっぽい雰囲気があって、裏で何を考えているかわからない、そういう不透明さを感じるからだ。とりわけ歌手というのは、歌で観客を感動させる職業である。そして観客は感動した歌に歌手の感情がこめられていると信じたがる。林明日香の場合は良くも悪くもその若さがどうしても彼女の評価に入ってしまうわけで、いっそう観客は彼女の純粋さを信じようとする。そういう観客の前で前述のいわゆる”不透明さ”を持って歌うというのは裏切り行為であるように思う。

そんなことを考えていたので、アンケート用紙の質問の欄に「歌手としてデビューする前と後では、歌を歌う姿勢というのは変わりましたか?」という質問を書いてスタッフに渡した。デビューしてからは、職業意識を持って計算して歌うようになってしまったのか、それを聞いてみたかったのである。

だが、いよいよ林明日香が登場して歌い始めたときそんな質問は吹き飛んでしまった。なぜなら彼女があまりにも気持ちよさそうに歌っていたからで、その姿には「不透明さ」はまったく感じなかった。途中、歌うタイミングを間違えて歌い直すというハプニングがあったのだが、その際にも「あ〜、ごめんごめん、もう一回」と軽い調子でいかにも十五歳の女の子らしいコメントが返ってきた。もちろんそんな軽い反応ができるのはそのときがミニライブだったからであろうが、とにかく林明日香が作為的な歌い方をしているわけではなく、本当に真っ直ぐに歌っているのだということがわかって安心した。

ミニライブは大体一時間半程度で終わってしまったのだが、その後出口で林明日香当人からお礼の言葉とサインをもらったので満足なライブだった。WOLFはサインをもらって有頂天になっているようで早速カラオケで林明日香の歌を歌う練習をしようと私を誘ってきたのだが、あいにくその日は予定がありキャンセル。まあとにかく、林明日香の歌には感動した。また林明日香のライブがあったら誘ってくれ、WOLF。

とりとめのない文章になってしまったが、今日はこれまで。

お知らせ

私事でしばらく忙しくなるので、雑記の更新をストップします。暇があったら更新するつもりですが。それでは。

東京の情報教育事情 [ 2005年04月14日 ]

私は図書館情報学を大学で専攻しているわけだが、図書館情報学では情報教育も範囲内にある。その関連で高校の時の先生から情報教育に関するちょっとした研究会にこないだお呼ばれして話を聞きに行った。そこでわかったことなのだが、東京の情報教育環境は深刻な遅れをとっている。教育機関におけるインターネット普及率は、長崎では100%なのに対し、東京はなんと8.3%(だったかな)なのである。さらに、研究会のあった東小金井では市立図書館にパソコン検索機が置かれていない(つまり目録カードで検索している!)。首都である東京が何故情報機器環境に後れを取っているのか不明だが、8.3%ではまともに子供たちにパソコン操作技術を教えられないだろうと思う。

数年前、関東の学校図書館が、本来は蔵書購入のために与えられている予算をパソコン機器の購入に使っていたということで問題になったが、上の数字を見ればその気持ちもわかる。適正でない予算の使い方をしてでもインターネット普及率を上げて東京近辺の情報機器環境を改善したかったのだろう。勿論蔵書購入もしてもらわなければいけないが、今時学校でインターネットができないというのも問題である。

この8.3%という不名誉な数字をどう上げていくか、そういった対策があるのか、そこんとこ石原都知事に聞きたいと思った。

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